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高取焼 十四代亀井味楽造 水指(堀内宗完兼中斎書付)(共箱)

高取焼 十四代亀井味楽造 水指(堀内宗完兼中斎書付)(共箱) SALE!!
商品番号:6750382
価格:  04月27日~05月07日まで 55%OFF
13,500円
(税込 14,850円)

30,000円
(税込 33,000円)
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  高取焼 十四代亀井味楽造 水指(堀内宗完兼中斎書付)(共箱)
<商品説明>
サイズ名称 口径 高台径 高さ 長さ
14.5 cm 14.5 cm 14.9 cm   16.2 cm  
水指の蓋はありません。
内側に1ヶ所釉剝げがあります。

その他には問題はなく、まだまだ使用可能な状態です。

※検索一覧と詳細ページにおいて、色の見え方が異なることがございます。
お進み頂いた詳細ページの商品の色が、より実物に近い色でございます。予めご理解ください。
タグ
流派・宗家 表千家堀内家十二代兼中斎
産地・種類 高取焼
作家・窯元 亀井味楽
茶室 長生庵

詳細
状態
素材 陶器
高取焼(たかとりやき)  福岡県直方市、福岡市早良区などで作られている陶器で、400年ほどの歴史を持つ。遠州七窯の一つ。  備前国主、黒田如水・長政親子が朝鮮の役の際に八山(日本名・八蔵重貞)を連れ帰り、慶長11年に現在の福岡県直方市にある鷹取山の麓に製陶所を設けたのが始まり。初期の永満寺窯(慶長11年始)、内ヶ磯(うちがそ)窯(慶長17年始)、山田窯(寛永初年始)の作品を「古高取」と呼ぶ。  江戸時代は黒田藩の御用窯として栄え、寛永年間に入ると白旗山窯に移り小堀遠州の指導を受け、遠州好みの茶器を多く焼いた縁で遠州七窯の一つに数えられた。この時代のものを「遠州高取」とよぶ。その後八山の孫の八郎が朝倉郡小石原に移窯し、小石原高取と呼ばれる繊細な作品を作った。以後は福岡の大鋸谷に移転(御庭高取)し、18世紀に入ると「東皿山」と「西皿山」に分かれ細分化されていった。  栄衰があったものの、高取焼の技法は連綿と継承され、数カ所の窯元で作り続けられており、7種類の特徴釉薬(高宮釉、銅化釉、ふらし釉、白釉、黒釉、黄釉、緑青)と新釉薬(茶腕白釉、水指白釉、瓶黒釉など)が使われている。

亀井味楽(かめい みらく) 高取焼陶芸家。福岡市早良区味楽窯。 初代は高取焼の開祖、八蔵(八山)。13代より味楽を名乗り継承している。当代は15代。 ・初代:八蔵(八山) ・二代:八蔵貞明 ・三代:八蔵貞久 ・四代:八九郎 ・五代:市郎助貞勝 ・六代:保次卓典 ・七代:市郎有貞 ・八代:和平周規 ・九代:武平未落 ・十代:和三郎貞円 ・十一代:久助寿泉 ・十二代:徳三郎重貞 ・十三代:亀井味楽(1883〜1956)  11代高取久助寿泉の長男。本名弥太郎、号は味楽。  13代の頃、廃藩に伴って藩主の保護がなくなり、窯元は個人企業となった。 20歳の頃に山伏の修験場宝万山亀井坊からとった「亀井」に改姓した。茶陶作りにすぐれ、1944年に農商務省から技術保存資格の認定を受けた。 ・十四代 亀井味楽(1931〜2014)  13代亀井味楽の孫。本名は源八郎、号は味楽・又生庵。  福岡県中学修猷館を卒業後、1946年より祖父の元で陶技を学び家業につく。1964年に14代亀井味楽を襲名。1977年に福岡市無形文化財に認定を受けた。  福岡県美術展、日本伝統工芸西部工芸展、西日本陶芸展などで受賞多数、1992年ポール・アンビニュー大賞、1993年インターアート特別賞、1996年福岡市文化賞受賞。 1992年には米国センチュリー大学芸術博士号を取得した。 2001年、京都・大徳寺本山で得度し大徳寺520世雪底宗潭より「又生庵」の号を授かった。また、同年に黄綬褒章を受章。  江戸時代の高取焼の再現に尽力し、遠州好みの茶入制作を得意とした。 ・十五代 亀井味楽(1960〜)  14代亀井味楽の長男。本名正久。  1981年、京都市嵯峨美術大学陶芸科を卒業。1982年に前東大寺管長清水公照老師から号「正久」を授かる。  1991年には米国セン・チュリー大学で芸術学博士号を取得。2001年に15代味楽を襲名した。  福岡県美術展、西日本陶芸美術展、西日本工芸展、日本陶芸展、日本伝統工芸展などで多数の受賞歴があり、1982年より日本各地で個展を開催している。  現在、福岡県美術協会、福岡県陶芸作家協会会員などを務める他、講師としても活躍している。